Blog#112 福岡天神ビッグバン地区のBCDカーボンニュートラル準備委員会に参加して

 2024年2月9日(金)、羽田空港11:25発のANA251便で福岡空港へ。三連休直前とあってフライトは超満員。子供連れが多く、賑やかなこと。

エルガーラホール

 福岡空港は都心に近い上、地下鉄との連携がよく、会場の天神まで30分程で到着。委員会が始まるまでの一時間、先ずは会場のTPKエルガーラホールの場所を確認して、天神地下街と渡辺通りの西鉄福岡天神駅、三越や大丸デパート内を歩き、中央警察署や福岡市役所を見て、天神南駅から天神中央公園、アクロス福岡などを撮影。改めて、道路の如き立体空間を身体で認識する。午後3時というにレストランやカフェは超満員。すっかり歩き疲れて、会場へ。

 準備委員会というに、依田委員長他、九州大学の住吉大輔教授、日本設計の柳井崇常務、日建設計総合研究所の湯沢秀樹氏、三菱地所設計の佐藤博樹氏、福岡市の方々や西部ガスの髙﨑敬介常務、西部ガステクノソリューションの今給黎督社長等、会場で20人、webで4人参加。当地区のBCDやカーボンニュートラルを考えるに当たっての話し合いは十分に迫力があって、終了時間を20分以上延長。

 6:00~8:00pm、イタリアンレストラン「サンミケーレ」での懇親会の話も面白い。九州ならではの酒も肴も美味しく、楽しい一刻。

 ホテルは博多駅前のANAクラウンプラザホテル福岡。TVで日本三景の魚釣りを見ているうち、呼子のイカ刺しが食べたくなる。マッサージの方に昔、何度か行ったことのある「河庄」のことなど聞くと、「稚加榮」という海鮮料理店が毎日行列が出来る程の人気という。

 翌10日(土)10:00~尾島研OB会に集まってもらった佐土原・福田・高・堀君等に尋ねると、有名なことは知っているが行ったことはないという。予約が出来ないので、11:10にタクシーで行くことにした。

 何はともあれ、①(一社)AIUEの設立は既に手続き中で、2023年6月に登記。2024年6月には一期決算の段取りという。②NPO-AIUEの支部構成と③2024年10月12~14日のDHC協会シンポジュームや出版記念会、米寿のパーティや第21回のAIUE国際会議に九州の支援等を依頼。2024年9月10~13日、京都で開催予定の3ヶ国の建築学会への論文提出も要請する。

稚加榮の行列

 11:20am、「稚加榮」は本当に長い行列であったが、予測通り10分程で入店。
 ランチ定食は2000円の割には豪華。佐賀の銘酒に生け簀からのイカ刺しは実に美味しかった。富山のきときと亭の3倍程大きな店で、200人は入店できる巨大なレストランであった。
 中国は春節とあって、高君は明日杭州へ帰省する由。写真のように十分満足しての昼食後、佐土原君と一緒に空港へ。お土産は稚加榮の辛子明太子である。

左奥から福田・高・堀、佐土原・筆者(2024.2.10 稚加榮)

 福岡空港15:15発のANA258便も超満員、20分遅れで羽田空港着。久し振りモノレールで浜松町経由にしたのは、浜松町駅のWTC超高層ビルの建て替え状況を見るためであった。羽田から大田区・品川区・港区の海辺の景観とカーボンニュートラル時代の水素受け入れの可能性を見るためでもあったが、既に5時を過ぎて真っ暗。2030年対策としてのBCDとカーボンニュートラルのインフラ整備は、港区・中央区・豊島区に焦点を絞ることが肝心。『百聞は一見にしかず』である。2023年2月から一年ぶりの九州の旅であった。

 中国の春節と三連休が重なった交通難さえなければ、九州大学の水素関連施設や新幹線での長崎市新庁舎、熊本のTSMC工場や熊本城の修復も見たかったが、次回に期待することにした。