2025年4月2日(水)の理事会開催に合わせて、柴田裕之君の翻訳出版記念会(Blog136)を、自宅の庭での「観桜会」を兼ねて計画していたが雨で中止。室内での茶会となった。
NPO-AIUEの主な事業は毎年の国際会議で、第1回は北九州、第2回は西安と続き、第20回はソウル、第21回は東京大会。都市環境学の国際シンポジュームとしても、発表論文集としても、それなりの成果を得た。
最初からアジアの大学間を結ぶ情報拠点は東京よりも発祥の地である北九州市が最適と考えていたこともあり、2025年を期して北九州市立大学にAIUEの国際会議や論文出版の拠点を移すことになった。
事実、北九州市立大学の福田展淳君、高偉俊君、D.バート君等は、20余年間、アジア各地からの学生たちを教育し、今日のAIUEの実績も彼等の支援無くして成立しない状況になっていた。
2001年から、私が初代会長、二代目が中国の尹軍先生、三代目が韓国の洪元和先生と20余年の間務めたが、既に日中韓からASEAN各地からの留学生が増すにつれ研究教育の拠点が拡張しつつあることから、(一社)AIUEとして、NPO-AIUEと分離独立させた次第である。
いずれ(一社)AIUEに関しては広報され、その第1回(通算第22回大会)は西安で開催される予定とのこと。
このような状況を理解した上で、国際会議や論文集の出版は(一社)AIUEに移すも、NPO-AIUEはこれまで通りに支部活動の支援や尾島研OBの研究活動支援のため活動を続けることとし、2025年4月2日をその第1回理事会とした次第である。
新理事10名と各支部長は別紙の通りであるが、主なる事業は会員相互の自由な研究活動を支援することによって、得られる利益からの寄附(Donation)を財源として『一に親睦、二に親睦』として、現役時代とは異なる楽しいグループ活動の拠点にしたいと考えている。
以下、既に活動している研究グループを紹介する。
25-1 (一社)アジア都市環境学会の国際会議支援(福田・高他)
25-2 国際投資研究会(尾島州一・市川徹他)
25-3 日越共同研究会(吉田公夫・増田幸宏他)
25-4 IPO SAKURA研究会(谷健太郎・福島朝彦他)
25-5 海外水素等サプライチェーン研究会(吉田・佐土原聡他、DHC協会)
25-6 八ヶ岳研究会・写真集出版予定(尾島俊雄・福島朝彦他)
25-7 富山ウォーカブルシティ研究会(西岡哲平・渋田玲他)
25-8 名古屋栄町のBCD研究会(松原純子・原英嗣他、DHC協会)
25-9 BLCJの法人化研究会(渋田玲・増田幸宏・寺本英治他)
25-10 東京の安全から安心への研究会(佐土原聡・村上公哉他)
25-11 「尾島俊雄の軌跡」出版(尾島俊雄・小林千加子)
その他、支部活動の主な計画案件として
- 九州支部(依田・堀・福田・高)西安国際会議(第22回)
- 近畿支部(森山・山田・大橋)大阪・関西EXPO25見学
- 東北支部(須藤・渡辺・三浦・八十川) 震災跡の世界遺産見学
- 北陸支部(西岡・尾久・川上)太田口・WPRH再生
- 東海支部(松原)名古屋都心部の再開発
以上、気づいた点をメモすることで、任意にスタートすることを了解。次回は6月総会予定を5月下旬に開催したい。( )担当者より状況報告を期待する次第。
出席者:尾島・吉田・中嶋・佐土原・村上・松原・市川・州一・渋田・小林(web西岡・増田)
(欠席:今泉・高口・原)
