2023年こそ、よい年になるようお祈りする次第です。
2022年2月24日のロシアによるウクライナ侵攻は、第二次世界大戦時代を蘇らせた如き悲惨な状況をウクライナ国民に与え、世界中にエネルギー不足や食糧危機を招きました。その上、コロナパンデミックは、年末のWHO終焉宣言ともとれる発表にも拘わらず、日本では第8波に突入して、2,760万人の感染者と5万4,000人の死者(世界中で6億5千万人、死者667万人)を出す惨状が続いています。
昨年の所感には、50周年の記念誌を発行して、その祝賀の宴を賀詞交歓会で開催する予定としながら断念。今年こそは、と考えていますが。
何はともあれ、2025年の大阪・関西万博会場での水素インフラ導入を実現することで、この無念さを晴らさんと、国や地方自治体の宣言する国土強靭化と2030年カ―ボンハーフ、2050年のカーボンニュートラルの実装を実現するため、会員の物心両面での御支援を得て、
①中央区カーボンニュートラルBCD
②新宿新都心カーボンニュートラルBCD
③大阪夢洲地区カーボンニュートラルBCD
④横浜新都心臨海カーボンニュートラルBCD
等の事業化委員会を強力に推進して参ります。この成果を下に、国や地方自治体に、今年こそリーダーシップを期待しています。
更には、第29回都市環境エネルギーシンポジウムを横浜市みなとみらいホールで145人の会員と対面形式で「脱炭素化の都市づくり」開催。大きな成果を得たことから、神戸三宮駅周辺BCD特別委員会やEXPO’25会場における新エネルギー導入状況調査委員会、海外からの水素・アンモニアサプライチェーン調査委員会等も本格的に始動しています。
今年こそ、50周年を経た当協会として、日本を明るい年に導くような活動を展開したいと考えています。会員皆様の御支援御鞭撻をよろしくお願いする次第です。