Blog#65 「第12回八ヶ岳研究会」に参加しての抄録

 2022年8月1日(月)14:00~16:00、白樺湖畔の池の平ホテル会議室で開催。

 テーマは①エネルギー地域創生部会:福島氏から、山形県最上町役場が推進する「木質バイオマスを用いた地域熱供給事業」について報告。地元の三浦秀一教授(尾島研OB)が指導して、2007年から2012年度までの4年間、木質バイオマス利用でオーストリア製木質チップボイラーを使って550kW、700kW、180k W、900kW発電。さらに2015年からは地域熱供給と1000kWのバイオマス発電で、マイクログリッド化を達成した資料説明。この実例を参考に、立科町・池の平ホテル・ミライ化成・JESが事業主体となって、2030年を目標に白樺村のマイクログリッド事業を軌道に乗せたいとの発言。ミライ化成の中川氏は、100~50kWの小規模水力と1000kW程のバイオマス熱供給事業を関係会社の製品を使って実装したいと報告。

 尾島からは「白樺スマートヴィラ構想」として、2018年のDHC協会での研究成果を下に、新たに白樺湖畔約4kmの遊歩道(白樺ぐるりん)に沿って、マイクログリッドの電力・情報・熱などのインフラ整備とともに、アートをランドマークとした遊歩道の観光やCVS、PRHの設置等、池の平ホテル本館から蓼科ティディベア美術館に至る参道計画。S-PRHの構造体を活用したアート作品をアートコモンズの協力で配置できないか。さらに別荘群の未来イメージを模型にした経過とその事業体の必要性とGuidebookの作成について提言。

 小林光氏からは金山地区での二地域居住者として、集落毎の法被を着て、里曳きの一員になった体験記、金山デッキでの脱炭素プロジェクトへの補助金のあり方、金山デッキ周辺の自然環境について、実践者ならではの提案。

 司会の矢島社長によるweb参加の五十嵐、阿部、小泉、日置、菅谷、田尻、新野、山路、齋藤氏との質疑応答。

 最後に小平氏と矢島氏から①(株)白樺村が柏原財産区と茅野市・立科町から白樺湖畔と湖上の利用権を得て、観光と環境産業の事業化を推進する承認を得たこと、②立科町と茅野市が合同記者発表会で、白樺湖、女神湖、蓼科湖を連携した「レイクリゾート構想」を宣言したこと。この宣言では③白樺湖では大型廃屋を撤去し、大型施設への建て替えや公園の整備を実施すること。  次回第13回研究会は10月3日に幹事会として開催。本日の成果を下に実装可能なテーマを絞る。この研究会で、新野氏は、美濃戸の森でアートコモンズを創造し、地域資源開発についてサロンを開催。村野藤吾氏の孫や大小島真木、辻陽介氏等を講師として開催。私のGuidebook出版に当たっては、阿部氏より単なる写真集ではなく、存在価値や創成由来についても書いて欲しい。webのため聞き取りにくい発言が多かったが、編集時に再確認の上、皆様の意見を十分に取り入れての実装計画を、次回の幹事会で検討して、年末か年始に第14回研究会を予定する。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。